猫を拾った時初めにすることは?飼えない場合の対処方法と注意点紹介

猫情報

道の片隅で何かが鳴いている・・・。子猫を拾ってしまった!そんな時どうしたら良いのか途方にくれますよね。まず初めに何をするべきかわかっていれば、猫ちゃんを助けることができます。今回は、猫を拾った時まず初めにすること、飼えない場合の対処方法と注意点をご紹介したいと思います。

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猫を拾ったらまず初めにすることは?

まず子猫を拾ったらどうしたら良いのかご紹介いたします。

1)カイロや湯たんぽをタオルで包み、一緒に入れて暖めます。人間と一緒で低温やけどに注意してください。とにかく保温が大切です。子猫は体温調節ができません。27〜30度になるように保温してあげましょう。

2)家に先住猫がいる場合、別の部屋で子猫を隔離してください。伝染病の感染を防ぐため、他の猫ちゃんとの接触を避ける必要があります。特に、ノミ・ダニは外にいた猫ちゃんには必ずいますので、注意が必要です。子猫のウイルス検査が終わるまでは接触させないでください。

3)動物病院を受診してください。月齢どれくらいなのか、健康状態の確認、ノミ・ダニ駆除、便検査などの診察をしてもらいましょう。猫エイズや白血病の検査、混合ワクチンの接種、避妊・去勢手術の時期を獣医さんと相談してください。自分で飼う・飼わないにかかわらず動物病院には連れていってあげてください。子猫が猫風邪をひいていたら、命取りになりかねません。もし、どうすれば良いかわからなかったり、不安なことがありましたら何でも獣医さんに相談してください。きちんと教えていただけます。

4)離乳していない子猫は、3〜4時間ごとに授乳、必ず専用の子猫用ミルクをスポイドや哺乳瓶で腹ばいの状態で与えてください。人間用の牛乳はあげないでください。ミルクの温度は、母猫の体温に近い38度くらいに温めてからあげてください。

5)離乳前の子猫は、自分の力で排泄できないため、母猫が尿や便をなめて処理しますが、母猫がいない場合は飼い主が陰部や肛門を刺激して排出させ、色やにおいや形を観察し、健康状態をチェックしてあげてください。

6)出来ることなら、自分の家族に迎えてあげてください。もし、飼えないようなら次の手段を考えましょう。

すぐに準備したいもの(生後1ヶ月前の子猫の場合)

ベッドと保温グッズ

フリース、バスタオルを保温バッグの下に敷いたり、上からかけたりして温度をキープします。生後1週間以内の子猫の爪は、指から出たままのため、爪がひっかかります。表面にループがないものを選びましょう。

ペットボトルとタオル

熱めの湯を入れたペットボトルにタオルを巻いて、直接子猫に触れないように置き、搾乳のタイミングで湯を入れ替えます。

ノミとり用のクシ

ノミは感染症の原因になることもあります。クシですいて落として消毒剤につけます。

温度計

生後1週間以内で30度、1〜3週目で27度に保つようにします。子猫は中で心地よい場所を選んで寝ます。

保冷バッグ

食品用の保冷バッグの簡易ベッドは、中の温度を維持するので便利です。

哺乳瓶と子猫用ミルク

子猫専用のミルクをあげます。生後1週間以内で2〜3時間おき、1〜3週目で3〜4時間おきが目安です。

脱脂綿・ガーゼ

目ヤニや鼻水などは、毎日ぬるま湯に浸したガーゼなどで拭いてあげます。また、排泄を促す時には脱脂綿などで肛門をやさしく刺激します。

*1ヶ月までに準備したいもの・・・トイレと猫砂を準備して、2週目を過ぎた頃からトイレトレーニングをスタートさせましょう。我が家で使ったのはデオトイレです。ケージの中にも入れやすくお手入れが簡単ですのでオススメです。

デオトイレはこちら

生後1ヶ月までしてあげたいこと

体重測定

成長が順調かを確認するためにも1日1回、決まった時間に体重測定をし、記録しておきましょう。キッチンスケールがあれば、その上にボウルを置いて、その中に子猫を入れて量ります。

哺乳&排泄補助

生後3週までは約3〜4時間おきに粉ミルクを哺乳瓶やシリンジなどに入れて与えます。その都度、濡らしたガーゼなどでお尻をトントンと刺激し、排泄を促してあげてください。

体温調節

子猫は、動き回るようになる生後1ヶ月までは、自分で体温調節ができません。体温を38度くらいに維持できるよう、タオルで包んだカイロや湯たんぽを猫の寝床に置きましょう。

それ以降にしてあげたいこと

離乳食

生後3〜7週齢の子猫には消化の良いペースト状の離乳食を与えます。初めは指先か小さめのスプーンに少し取り、子猫の上あごの部分にすりつけてあげます。離乳食期はミルクを与えつつ、離乳食の量を毎日少しずつ増やしていきます。また、ドライフードをふやかしたものやウェットフードをのばしたものなどでも代用できます。

動物病院でしてもらうこと

・ワクチン接種(生後3ヶ月までに2回)

*生後2ヶ月を過ぎたら初回接種、その1ヶ月後に2回目の接種、それ以降は1〜3年に1回の接種が目安です。

・ウイルスの再検査(生後6ヶ月)

・不妊手術の検討(生後5〜6ヶ月)

*最初の発情前に手術をするのが理想的です。

見つけたのが成猫だったら?

1)捕獲器で保護する。

いざ猫を保護しようとしても外で生活する猫を捕まえることは難しいものです。そのために捕獲器が必要になってきますが、捕獲器を持っていない人がほとんどです。保健所や動物保護団体、保護猫カフェによっては、事前に連絡すれば貸してくれるところもあります。

捕獲器を設置する・・・猫の全身が捕獲器に入るように、捕獲器の一番奥にフードを置いて、猫の通り道に設置します。猫が警戒しにくいよう、捕獲器の上から布をかけると良いでしょう。

2)動物病院で健康診断をする。

子猫の時ほど急ぐ必要はありませんが、やはり受診は必要です。血液検査や検便、ワクチン接種などを行います。また、ノミ・ダニ、寄生虫などの感染症がある場合は駆除が必要になります。

3)新しい飼い主を探す

成猫の場合、子猫と比べて新しい飼い主さんが見つかりにくいのが現実です。ご自分の家族として迎えられるのが最善の方法です。しかし、迎え入れが難しい場合は、責任を持って里親さんを探してください。面談し、最期まで責任を持って飼育してくれる人のもとに届けるようにしましょう。寄生虫駆除やウイルス検査、ワクチン接種など基本的な医療を済ませておくことや、スキンシップで人に慣れるような状態にしておけば、見つかりやすくなるでしょう。

もしも見つけた成猫がこんな場合は保護しないでください!!

・首輪をしている。

耳カットをしている。

耳の先が水平や桜の花びらのように欠けている場合は、不妊手術を終えた地域猫のしるしです。地域猫は1匹ずつ管理されているケースが多く、保護すると混乱を招くこともあります。ケガなど緊急な場合以外は保護せず、そっとしておく方が良いでしょう。

生後1ヶ月〜成猫を迎える時に準備したいもの

キャットフード

成長に合ったフードか確認を。徐々に色々なフードを試してみましょう。

トイレ

食事をする場所から離れた静かな場所に1箇所以上用意できるとベストです。子猫のうちはまたぎやすいものを。成長に合わせて大きいものを用意しましょう。

猫砂

粒の大きいもの、小さいものなど数種類用意して、好みを探ってみましょう。好みと合わないとトイレでしてくれないこともあります。

キャリーバッグ

お迎えの日、病院通いをする時など、必ず必要になります。多頭飼いの場合は、1頭に1つずつ準備します。上まで開閉できると、病院などで猫を取り出しやすく便利です。

オススメのキャリーケースはこちら

ベッド

環境が変わると不安になるので、これまで猫ちゃんが使っていたタオルやおもちゃなどを一緒に入れてあげましょう。母猫のようなやわらかさと温もりがあるものがオススメです。

爪とぎ

爪のケアやマーキングやストレス解消にもなります。研ぐ度に少しずつ劣化するので、こまめに交換しましょう。素材(麻やダンボール、布など)や形に好みがあるので色々なものを使って試してみましょう。

食器

フード用は安定感のあるもの、水飲み用はヒゲが触らない大きさで少し深めのものが良いですが、特に猫は泌尿器疾患になりやすいので、水をあまり飲まないようでしたら、水飲み食器を数種類用意し、好みを探ってみましょう。うちの子はひっくり返すので、重たい循環式給水器を使っています。これだとひっくり返せませんでした。

オススメの給水器はこちら

ケージ

家に入れてしばらくはケージ内でお世話したほうが慣れやすく、猫ちゃんも安心できます。上下運動できる2〜3段ケージがオススメです。また、ケージがすぐに用意できなければ、家じゅうを開放するのは危険なので、ひと部屋だけ片付けてそこに入れるか、部屋がなければ、風呂場などに入れても○。浴槽の水は抜き、ペットヒーターなどで温度管理をしながらお世話します。

うちで使っているケージをご紹介いたします。このケージはしっかりした作りで、猫ちゃんが暴れてもガタガタしません。ケージの中にハンモックが付いていて、うちの子のお気に入りスポットになっています。

オススメのケージはこちら

おもちゃ

飼い主と一緒に遊べるもの、猫ちゃんが一人で遊べるものそれぞれを準備しましょう。ガサガサ音がなるもの、揺れるもの、転がるものなど猫ちゃんがたっぷり運動できるものがオススメです。紐系のおもちゃは好きな子が多いですが、誤飲には気をつけてください。おもちゃの出しっ放しはやめましょう。トンネルなど狭いところや、高いところも大好きです。いずれは、キャットタワーも用意すると良いでしょう。

オススメのトンネルはこちら

ケア用品

ブラッシング用品、爪切り。

飼えない時の対処方法は?

猫ちゃんを保護したものの飼うことが難しい場合もあります。その場合は責任を持って信頼できる新しい飼い主さんを探してください。では、どうやって探せば良いのでしょうか。

1)友人や知り合いに欲しい人がいないかを聞いてみましょう。

2)動物病院や猫カフェ、ペットショップなど、家の近くで里親募集のチラシを貼らしてもらいましょう。

3)新聞、タウン誌、地元のミニコミ紙の広告等を利用しましょう。

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子猫もらってください。生後6ヵ月・オス・去勢済み・トイレのしつけ済み。猫エイズ・白血病陰性。一生大切にしてくださる方へ、こちらからお届けします。TEL:06-XXXX-XXXXなど、詳しく記載してくれるようにお願いしましょう。

4)里親募集サイトにのせてみましょう。大抵は無料で情報掲載ができます。その際には必ず、保護した猫ちゃんの1番可愛い写真をのせることです。

5)動物保護団体や保護猫カフェ、行政の動物保護センターでは譲渡会を行っているところがありますので、参加させてもらえないか相談してみましょう。実際に猫と会えた方が里親さんが見つかりやすくなりますし、猫ちゃんの可愛いところを直接アピールできます。

6)捨て猫を保護している団体、保護猫カフェもありますが、大体は保健所から引き取るのに手いっぱいで、個人からの保護要請には対応していないところがほとんどですが、保護してくれる場合もありますので、お問い合わせください。

譲渡先の家族全員が飼養に同意していることや、飼育環境が整っていること、最期まで責任を持って飼う意思があることなど、直接話を聞いてから譲渡しましょう。

里親を募集する場合でも、健康状態の確認の為に一度は動物病院に連れていった方が良いでしょう。譲渡する前に去勢・避妊手術が必要な場合もあります。

里親さん探しの注意点は?

虐待や動物実験目的での猫獲りや里親詐欺の例がいくつか報告されています。とにかくもらってくれればいいと焦って渡してしまうと、猫ちゃんがとんでもない不幸な目にあってしまうかもしれません。相手の身元を確認するのはもちろんのこと、断られるのを恐れて里親としての資格があるかどうかも判断せずに渡してしまわないよう十分注意してください。

里親さんの条件として以下のものがあります。

1)完全室内飼いをしてくれる人

事故や病気、糞害などでの隣人トラブルを防ぐためにも完全室内飼いを勧めてください。

2)不妊去勢手術を実施してくれる人

手術をしていないと、万が一猫ちゃんが脱走してしまった際に、繁殖してしまう可能性もあります。手術時期になったら手術が終わったかどうかの確認を取るようにしてください。

3)家族全員が動物を飼うことに賛成していること

家族に猫が嫌いな人、また、喘息やアレルギーの人がいる場合、途中で飼育を断念する可能性があります。また、子供がいるご家庭では、子猫の場合は子供がいじりまわして死に至ることもあるので、十分注意してもらい、3ヶ月以上の大きさの猫を勧めてください。

4)ペットが飼える住宅であること

借家の場合は大家さんの許可、またはペット禁止の規約がないことを確認します。

5)転勤や引越しの可能性のある人は、引越し先に連れていけるかどうかの確認をすること

引越しで猫を飼えなくなったと捨てる人が後を絶ちません。必ずペット飼育のできる住居を探して連れて行ってくれる人でなければなりません。

6)経済的に余裕があること

伝染病予防ワクチンが毎年5千円程度、エサ代やその他病気の時の医療費等、費用がかかります。子猫の場合は不妊去勢手術の費用も必要です。これらの費用をきちんと負担できる人でなければいけません。

7)猫の習性を理解し適正な飼い方ができること

毎日のトイレ掃除、食事、など、健康管理も含めて常に気配りを欠かさず快適な環境を与えられる人でなくてはなりません。

まとめ

うちの子も保護猫ですが、保護主さんのおかげで今健康で一緒に生活することができています。保護主さんがいなければ、そらとてんに出会えていなかったと思うと、感謝の気持ちでいっぱいです。

猫ちゃんを保護するということは、大変なことですが、小さなかけがえのない命が1匹でも多く救われますように、保護された時は一人で抱え込まないで、とにかく誰かに相談してください。絶対に良い解決方法がみつかるはずです。

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