猫ペット保険について色々調べていると、どれが良いのかとても悩みますよね。大切な家族の保険ですから、少しでも納得がいく保険に入りたい!今回はアクサダイレクトのペット保険について調べてみましたが、”炎上”という文字がネットから出てきました。気になる”炎上”の理由とデメリット、その他の口コミについてお伝えします。
目次
「アクサダイレクト」ネット炎上?理由は?
ペット保険への怒り
何が起きたのかというと
審査の結果、次回の契約から「特定傷病補償対象外特約」として「肝・胆道系疾患」には保険金支払い対象外と言ってきた。
保険はマイケルを家族にした8年前から加入している
(続く) pic.twitter.com/uOWMjux3MR— マイ太郎 (@Yukomaitaro) August 24, 2016
(続き)4年前から肝障害でほぼ2カ月毎の定期血液検査と薬処方を受けている。加えて2前から腎不全も加わり定期血液検査と薬処方を受けている。
血液検査や薬に凄くお金が掛かるけど大事な家族だし検査や治療は当然。でも正直出費はそれなりの高額だから保険に入っていて本当に良かったと思った。— マイ太郎 (@Yukomaitaro) August 24, 2016
(続き)ただ審査しても必ず何か補償対象外特約が付くわけではないとの説明。だとしたらなおオカシイ。今治療してるのがわかりきっている病気をあえて対象外の疾患とするのは、明らかに保険を払いたくないからだよね?(と言ってやった)審査の結果どうしてこの病気を対象外にしたのかは言えないという
— マイ太郎 (@Yukomaitaro) August 24, 2016
保険会社は何でもありだよね。
保険は一年毎の更新しか存在しないから、次回の更新時まではガマンして保険金支払っても、更新時に支払ってきた病気について対象外疾患で付帯しちゃえば、その後は保険金支払わなくていいわけだから。
だったら一体何の病気なら補償してくれるんですか?コレは詐欺だよ— マイ太郎 (@Yukomaitaro) August 24, 2016
今日の保険会社との話で審査内容について明かせないとの事は変わらず。でも私のしつこい追及にボロが出て言っていた事がまた凄かった。
あえて現在治療している病気を補償対象外傷病とされた理由は、他の加入者で保険金を受け取ってない人たち(病気してない子たち)との公平性を保つ為だそうですよ— マイ太郎 (@Yukomaitaro) August 26, 2016
今回、”炎上”した事例について、@YukomaitaroさんのTwitterを抜粋させていただきました。
今から3年程前の話で、内容としては、8年間継続して加入しているアクサのペット保険から更新時に、治療中だった肝・胆道系疾患を補償の対象外にするという連絡がきたことから事が始まりました。
治療中の病気が補償の対象外になるなんて、 衝撃的です。私でも即保険会社に問い合わせたと思います。
問い合わせた結果、審査内容については一切明かすことはできないとの回答だったようです。
会社としては、マニュアル通りに回答したと思いますが、マニュアル通りに「重要事項等説明書に記載してあります」などと回答されても当事者としては納得がいくわけがありません。
この時に、言えないこともあるかもしれませんが、誠意をもって説明をしていれば、ネットで炎上することはなかったと思います。アクサの初動は明らかに不誠実です。
- 金額が企業側で設定しているボーダーを越えた
- 継続治療の状況から今後も改善の見込みはあまり望めない(この先支払いリスクが高め)
- 重篤な病気である(この先支払いリスクが高め)
- 請求回数が設定しているボーダーを越えた
上記のようなことかどうか、アクサ側に尋ねると「まぁそうですね」という回答は得られたとのことです。
保険会社によっては、限度額まで補償を受けてしまったら、次年度の契約は更新できず、新規での加入になってしまう保険会社もあります。
新規での加入になるということは、治療中の病気に対しては補償の対象外になってしまうか、もしくは病気の種類によっては、保険自体加入できないというケースもあります。
もし、高齢だと他のペット保険にも加入できないということになってしまいます。
ペット保険は、自動車保険と違って、保険を利用したら次年度の保険料は上がるというものではないので、保険会社も治癒が見込まれない病気が慢性的にあればずっと補償しなければならず、経営に支障が出てくるのでしょう。
でも、ずっと保険に加入していて、今まで健康だったのに、病気が慢性化して保険をたくさん使ったからといって、補償の対象外にされたら何のために保険に加入したのかわからなくなってしまいます。
現実問題、会社もマイナスになるようなことでは経営が成り立たなくなってしまうわけで、難しい問題だと思いました。
私たちにとっては大切な家族で人間も動物も全く関係ないですが、やはりペット保険は発展途上でもあるし、人間よりも下にみられてしまうのかもしれません。
ペット保険は基本掛け捨てで、1年更新なので、今回のケースのように突然”補償対象外”にするという通知が来る保険会社は他にもあると思います。
支払った保険料<もしくは=保険で補償された金額だったら、万が一突然補償対象外とされても、良しとしなければならないということです。
そのことを頭に入れながら、ペット保険に入るべきかどうか、ペット保険会社の選択をしていかなければなりません。
@YukomaitaroさんのTwitter、ブログのおかげでペット保険についてより詳しく調べることができ、ペット保険にはリスクがあるということを知りました。
アクサダイレクトとの話し合いなど、大切な時間を費やし、大変だったとは思いますが、情報ありがとうございます。
もっと詳しくお知りになりたい方はこちら↓
ペット保険の闇①https://t.co/6JBLczF3uq
ブログを更新しましたツイートで垂流しになってしまっていた事を記事にまとめました
乱文ですが多くの方に知ってもらえ皆様が正しい選択をする助けになれたら嬉しいです pic.twitter.com/RCvKiysXIb— マイ太郎 (@Yukomaitaro) August 28, 2016
「アクサダイレクト」その他の口コミ・評判は?
★クジさん みん評より
★会社員(40歳)男性 クチコミランキングより
ネットで炎上した件といい、上の口コミといい、とにかくアクサは支払いにシビアな面がありそうですね。
良い口コミには、外資系のアリアンツからアクサに受け皿が変更になった点、国内では大手の保険会社ということもあり、安心感があるという意見もあります。
「アクサダイレクト」ペット保険 補償内容
- 新規申し込み可能年齢8歳11ヶ月
- 継続可能年齢 原則継続は終身
アクサダイレクトの特徴として、保険金の支払い限度額はありますが、保険金の支払い回数や1回の支払い金額に制限がありません。
そして、通院・入院・手術とトータル的に補償されている保険です。
では、保険内容はどうでしょう。
プラン50 | プラン70 | |
保険料・月払いの場合 (1歳) | 1,310円 | 1,580円 |
保険料・月払いの場合 (7歳) | 1,960円 | 2,530円 |
補償対象 | 通院・入院・手術 | |
補償割合 | 50% | 70% |
支払い限度額(年間) | 50万円 | 70万円 |
通院・支払い上限(1日あたり)/限度日数 | なし | |
入院・支払い上限(1入院)/限度日数 | なし | |
手術・支払い上限(1回あたり)/限度回数 | なし | |
免責金額 | なし |
*お得な割引制度
★プラン別の特徴
- プラン50 保険金の支払い限度額が50万円。
- プラン70 保険金の支払い限度額が70万円。
★その他
待機期間について
- 病気の場合は、保険契約の開始日から30日間(ガンの場合は120日間)の待期期間があります。待機期間中に発症した病気は保険の対象外となります。ケガの場合は待期期間はありません。
付帯サービスについて
- 獣医師による「ペット健康相談サービス」を24時間365日、無料で利用できます。病気やケガ、しつけなどで困ったとき、いつでも獣医師が無料で電話サポート。
保険期間中に疾患にかかり保険金が支払われると、次年度からその疾患は保険金の支払い対象外になるのですか?
- 保険期間中に疾患にかかり保険金が支払われたからといって次年度から補償対象外になるということは、原則ありません。ただし、すべての契約を対象に、毎年の継続の際には継続審査を行っており、審査の結果、引き受け条件の変更を提示する場合や、契約をお断りする場合があります。なお、先天性疾患については、当該保険期間内のみ補償対象となりますが、次年度からは補償の対象外となります。
「炎上の件」を受けてなのかはわかりませんが、上記の内容がパンフレットのQ&Aにのっていました。
「アクサダイレクト」契約ができない病気はあるの?
下記に記載した病気がある場合には、保険契約ができません。
脳・神経系疾患 | 水頭症、脳炎 |
ウィルス | 猫白血病ウィルス感染症(FeLV)、猫免疫不全ウィルス感染症(猫エイズ・FIV)、猫伝染性腹膜炎(FIP) |
消化器系 | 膵外分泌不全、肝硬変(肝線維症)、巨大食道症(食道拡張症) |
泌尿器系 | 慢性腎不全 |
内分泌代謝・免疫系 | 糖尿病、副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)、副腎皮質機能低下症(アジソン病)、甲状腺疾患、免疫介在性溶血性貧血、免疫介在性血小板減少症 |
腫瘍 | 悪性腫瘍 |
「アクサダイレクト」持病があっても保険に入れるの?
持病があっても保険に入ることはできます。でも、条件があります。それは、今までに病気と診断されたり、治療を受けたことがあると、その病気に対しての治療は補償対象外となってしまいます。
では、どんな病気が補償対象外となってしまうのでしょうか。
病気 | 補償対象外となる範囲 |
先天性の心疾患(弁の狭窄・閉鎖不全、心房や心室の中隔欠損症など)、不整脈、心雑音、心筋症など | 心疾患 |
アレルギー性皮膚炎、アトピー性皮膚炎 | 皮膚疾患 |
尿結晶 | 尿路疾患 |
原因不明の発作やけいれん、てんかん、麻痺、脊髄炎、ホルネル症候群など | 神経疾患 |
乾性角結膜炎(ドライアイ) | 眼疾患 |
緑内障、白内障 | |
門脈シャント(手術により完治したものは除く) | 門脈シャント、肝疾患、神経疾患 |
巨大結腸症 | 胃腸疾患 |
胆泥症、胆石症 | 肝・胆道系疾患 |
膝蓋骨脱臼 | 膝関節の疾患 |
股関節形成不全 | 股関節の疾患 |
レッグ・ペルテス(大腿骨頭壊死症) | |
停留睾丸(陰睾) | 精巣腫瘍 |
気管虚脱 | 気管虚脱 |
犬糸状虫症(フィラリア症) | 犬糸状虫症(フィラリア症)、心疾患 |
椎間板ヘルニア | 椎間板ヘルニア |
会陰ヘルニア | 会陰ヘルニア |
そけいヘルニア | そけいヘルニア |
臍ヘルニア | 臍ヘルニア |
横隔膜ヘルニア | 横隔膜ヘルニア |
膀胱炎* | 尿路疾患 |
膵炎* | 膵炎 |
再発性または慢性の皮膚疾患* | 皮膚疾患 |
再発性または慢性の外耳炎* | 耳の疾患 |
*印は過去1年以内に治療・診断された場合に告知が必要となります。
「アクサダイレクト」保険金が支払われないってどんな場合があるの?
せっかく保険に加入したのに、いざ病気になって保険を使おうと思った時に、保険がおりない!なんてことになったら大変です。
どこまで補償してもらえるのか、後々トラブルにならないためにもしっかり把握しておくことが大切です。
特に各社に違いがある病気などピックアップしていきます。
- 保険期間が始まる前に既に発生していたケガ・病気。
- 正当な理由がなく保険契約者または被保険者が治療を怠ったことなどによりケガまたは病気の程度が加重された場合。
- 爪の除去(狼爪を含む)、爪切り、乳歯遺残、停留睾丸、臍ヘルニア、そけいヘルニア、肛門嚢しぼり、肛門線除去、断耳、断尾、美容整形手術、声帯除去、歯および歯肉の治療費用(不正咬合その他異常形成の改善治療を含む)、歯石除去。
- 鍼灸、漢方、温泉療法、酸素療法、オゾン療法、免疫療法、アロマセラピー、ホメオパシー、ホモトキシコロジーなどの代替的処置による治療のための費用。
- 入院中の食餌に該当しない食物、療法食など。
- 獣医師が処方する医薬品以外のもの(サプリメントなどの健康補助食品、医薬品指定のない漢方薬、医薬部外品など)
- 時間外診療費、往診料、文書料。
次年度から支払い対象とならない場合
- 先天的・遺伝的または発達異常を原因とする身体障害
- 以下に該当する身体障害
骨と関節の領域 | ウォブラー症候群、肘関節形成不全、肘関節の尺骨離脱、肘関節の橈骨離脱、前肢橈骨の湾曲症、股関節形成不全、レッグペルテス病、膝蓋骨脱臼 |
眼と口腔歯 | 眼窩の形成不全、眼瞼外反、眼瞼内反、進行性網膜萎縮、下顎骨の炎症性疾患、歯および顎の形成不全 |
「アクサダイレクト」メリット&デメリット
- 通院・入院・手術の補償が総合的にあるにもかかわらず、保険料がお手軽。
- 14歳以降の保険料が上がらないので、高齢になっても支払いしやすい。
- 保険金の支払い限度額はあるが、保険金の支払い回数や1回の支払い金額に制限がない。
- 手続き不要の自動更新。
- 利用回数によって、その翌年の保険料が引き上げられることはない。
- 待機期間がある。(ケガ以外)
- 歯科治療は補償の対象外。(歯槽膿漏などの場合一部補償されることもあるが、原則対象外)
- 鍼やお灸は補償の対象外。
- 多頭割引の割引サービスはない。
- 次年度以降に支払い対象とならない疾患がある。
個人的な感想&まとめ
まず、ネットで炎上していたということに驚きました。私の場合、2年前から猫との生活がはじまったため、この炎上については全く知りませんでした。
この炎上をきっかけに、アクサも大手ということでおごらず、対応がまずかった点については改善されていれば、アクサダイレクトの保険もありかと思います。
アクサダイレクトのペット保険の魅力は、保険金の支払い限度額はありますが、保険金の支払い回数や1回の支払い金額に制限がないというところで、シンプルでわかりやすい点です。
ただ、我が家のそらの場合、尿結晶・膀胱炎にかかったことがあるので、補償の対象外となってしまいます。
さらに、歯科治療は補償の対象外ということもあり、ちょっと対象外が多いので加入は考えてしまいますね。
他にもまだまだペット保険はありますので、資料請求してしっかり勉強し、皆さまにお伝えしていきたいと思います。
また、お付き合いいただけると嬉しいです(=^x^=)
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