猫と一緒に暮らしているととても楽しいのですが、一つ心配事があります。それは急に病気になったり、ケガをした時です。そんな時にペット保険に入っていれば、高額な医療費がかかったとしても、お金の心配だけは解消されます。いざという時のためにどのペット保険が良いのか私自身も迷っていて、保険について調査するべく資料請求をしてみました!今回は、日本アニマル倶楽部の猫ペット保険「プリズムコール」の口コミや補償についてご紹介いたします。
目次
日本アニマル倶楽部「プリズムコール」口コミは?
★シェーンさん(男性)クチコミィより
★なつまおまおさん みん評より
★hanimaruさん みん評より
★海藻屑 (@krkrkumr) さん Twitterより
我が家の猫、心筋症かもしれないからペット保険入り直そうかな。ショップでプリズムコールに入ったけど通院保障が少ない。アイペット、アイペットが気になるけどかかりつけ病院が対応してないし。悩む~(^^;)#猫がいる暮らし pic.twitter.com/dbNuY75lRy
— 海藻屑 (@krkrkumr) August 7, 2019
口コミ文章をそのまま載せております。様々な意見を踏まえて補償内容やメリット・デメリットについてお伝えしたいと思います。
日本アニマル倶楽部「プリズムコール」補償内容
- 新規申し込み可能年齢 8歳11ヶ月 *満8歳以上の場合は健康診断が必要。
- 継続可能年齢 原則継続は終身
日本アニマル倶楽部の特徴として、補償限度日数(回数)はありますが、補償割合が100%で、年齢が上がっても12歳まで保険料があがりません。(猫さんの場合、満13歳以上はシニア専用更新プランになりますので保険料はあがります)
では、保険内容はどうでしょう。
●通常プラン
ブループランⅡ | ホワイトプランⅡ | オレンジプランII | プレミアムオレンジプランII | グリーンプランII | |
保険料・月払いの場合 | 1,860円 | 1,620円 | 2,400円 | 2,570円 | 2,950円 |
補償対象 | 通院・入院 | 手術・入院 | 通院・入院・手術 | ||
補償割合 | 100% | ||||
支払い限度額(年間) | 39万円 | 94万円 | 81万円 | 87万円 | 147万円 |
通院・支払い上限(1日あたり)/限度日数 | 5,000円/30日 | なし | 5,000円/60日 | 5,000円/60日 | 6,000円/60日 |
入院・支払い上限(1日)/限度日数 | 8,000円/20日 | 15,000円/30日 | 10,000円/30日 | 10,000円/30日 | 12,000円/60日 |
手術・支払い上限(1回あたり)/限度回数 | なし | 150,000円/1回 | 30,000円/1回 | 60,000円/1回 | 90,000円/1回 |
ガン手術・支払い上限1回あたり)/限度回数 | 200,000円/1回 | 60,000円/1回 | 90,000円/1回 | 150,000円/1回 | |
葬祭保険金 | 30,000円まで | ||||
高度後遺障害保険金 | 50,000円まで | ||||
診断書費用保険金 | なし | 年間 10,000円まで | |||
免責金額 | なし |
*手術・ガン手術通算して年2回の補償。
●シニア専用更新プラン(満13歳以上)
シルバープランII | プラチナプランII | |
保険料・月払いの場合 | 3,690円 | 4,940円 |
補償対象 | 通院・入院・手術 | |
補償割合 | 100% | |
支払い限度額(年間) | 43万円 | 147万円 |
通院・支払い上限(1日あたり)/限度日数 | 5,000円/20日 | 6,000円/60日 |
入院・支払い上限(1日)/限度日数 | 10,000円/20日 | 12,000円/60日 |
手術・支払い上限(1回あたり)/限度回数 | 30,000円/1回 | 90,000円/1回 |
ガン手術・支払い上限1回あたり)/限度回数 | 60,000円/1回 | 150,000円/1回 |
葬祭保険金 | なし | |
高度後遺障害保険金 | なし | |
診断書費用保険金 | 年間 10,000円まで | |
免責金額 | なし |
*手術・ガン手術通算して年2回の補償。
★お得な割引制度
★プラン別の特徴
- ブループランⅡ 手術費用は補償されない。(通院・入院の補償)
- ホワイトプランⅡ 通院費用は補償されない。(入院・手術の補償)
- オレンジプランⅡ・プレミアムオレンジプランⅡ・グリーンプランⅡ 通院・入院・手術のトータル補償。
- シルバープランII・プラチナプランII 猫の場合、満13歳以上での更新の場合に適用されるプランです。
★その他
待機期間について
- ケガ・病気の場合は、保険契約書類一式の内容がすべて完備された状態で、日本アニマル倶楽部に書類が届いた日から15日間(ガンの場合は45日間)の待期期間があります。待機期間中に発症した病気は補償の対象外となります。
割引制度について
- 多頭割引 犬と猫の組み合わせもOK。契約数に応じて保険料が割引されます。(保険料決済のための振替口座またはクレジットカードは同一)
契約数 | 2~3 | 4以上 |
割引率 | 5% | 8% |
- 福祉割引 被保険者または被保険者自身と生計を同一にする親族に身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者福祉手帳のいずれかをお持ちの方が対象で、継続契約の保険料が5%割引される制度。
日本アニマル倶楽部「プリズムコール」契約ができない病気はあるの?
下記に記載した病気がある場合には、保険契約ができません。これは疑いも含みます。
脳・中枢神経 | てんかん、水頭症、ジステンバー、小脳障害、前庭疾患、その他脳の疾患 |
心臓・血液 | 免疫介在性溶血性貧血、心不全、僧帽弁閉鎖不全(心臓弁膜症)、心雑音、心肥大、動脈管開存症、その他心臓の疾患 |
骨・関節・神経 | 変形性脊椎症、リウマチ性関節炎、靭帯断裂 |
ウィルス・寄生虫 | 猫白血病ウィルス感染症(FeLV)、猫免疫不全ウィルス感染症(猫エイズ・FIV)、ヘモバルトネラ症、バベシア症、アリューシャン病 |
消化器 | 肝不全、慢性肝炎、膵炎、膵外分泌不全(EPI)、巨大食道症、巨大結腸症、門脈体循環シャント、インスリノーマ |
腎臓・泌尿器 | 慢性腎不全、慢性腎炎 |
呼吸器 | 気管虚脱、肺水腫、肺気腫、気胸、軟口蓋過長 |
ホルモン系の病気 | 糖尿病、尿崩症、副腎皮質機能低下症(アジソン病)、副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)、甲状腺機能低下症 |
ガン | 悪性腫瘍 |
日本アニマル倶楽部「プリズムコール」持病があっても保険に入れるの?
申し込み日より過去1年以内に通院歴がある場合、「そのケガ・病気は支払いの対象外」とする条件になる場合があります。また、契約自体ができない病気以外でも、ケガ・病気等の履歴により契約できない場合もあります。
健康体であることが条件になっていますので、病気をしたことがあっても完治してから6ヶ月程様子をみてから申し込みするように案内されています。
電話で問い合わせた結果、完治してから6ヶ月が経過していれば、補償の対象外になる条件がつく可能性は低いとのことでした。
日本アニマル倶楽部「プリズムコール」保険金が支払われないってどんな場合があるの?
保険に加入していても、保険金が支払われない場合があります。これは、保険会社によって違ってきますので、特に各社に違いがある病気などをピックアップしています。
せっかく保険に加入したのに、保険金が支払われないなんてことがあると困りますので、しっかり把握しておくことが重要です。
- 先天性の障害またはこれらに起因する場合。
- 先天性・後天性にかかわらず次に記載する障害→そけいヘルニア、膝蓋骨脱臼、股関節形成不全症、レッグペルテス、てんかん、停留睾丸、チェリーアイ、気管虚脱、猫免疫不全ウィルス感染症。
- フィラリア感染症およびフィラリア感染症に起因する場合。
- 歯削(歯切)および歯石除去並びに歯肉、歯牙、歯周病、不正咬合などの歯に係る一切の歯科医療措置。
- フード(療法食・健康食品・サプリメントを含む)の購入費用。
- 東洋医学(漢方・鍼灸など)、代替医療。
もっと詳しく知りたい!という方は・・・日本アニマル倶楽部公式サイト
日本アニマル倶楽部「プリズムコール」メリット&デメリット
- 補償割合がすべてのプランで100%。
- 12歳までは保険料が上がらない。(13歳以上はシニア専用更新プランになり、保険料は上がる)
- 手続き不要の自動更新。
- 契約更新時にプランの変更ができる。(満期日1ヶ月前までに申し込みが必要)
- 利用状況によって、その翌年の保険料が引き上げられることはない。
- 待機期間がある。(待機期間はあるが、他の会社に比べると短い)
- 歯科治療全般、補償の対象外。
- 鍼やお灸は補償の対象外。
- てんかん・膝蓋骨脱臼になっても保険金が支払われない。
- 保険金請求時、基本的には診断書が必要。(条件により診断書が不要な場合もあり)
- 保険金の受け取りに時間がかかる。(請求書類送付後30日以内の支払い)
個人的な感想&まとめ
うちの子そらの場合、尿石症にかかったことがあるので、「日本アニマル倶楽部」以外の保険会社は、補償の対象外もしくは、契約自体できない保険が多い中、保険新規加入時に、最終治療歴が3ヶ月未満の場合は補償の対象外となるとのことですが、過去1年以内にかかった病気やケガの告知をきちんとしていれば、完治後3ヶ月以上治療歴がない場合には、補償対象外の条件はつかない可能性が高いということでした。
病歴や治療内容にもかわってきますが、次年度の更新時に補償対象外になるということも少ないようです。
あと気になるのか、歯科治療全般が補償の対象外ということです。猫さんは歯磨きを嫌がる子も多いので、歯の管理をするのは難しく、抜歯をするというケースがありますので、補償されないというのはとても残念です。
「プリズムコール」は、手術補償が少ないかわりに、通院・入院の補償が充実しています。ただ、手術とガン手術が分かれていますので、ガン以外での手術が年2回あった場合は、1回しか出ないので、そこも気になりますね。
保険請求時に診断書が必要になるのは手間や費用がかかるというのもマイナスポイントですが、我が家の場合、そらが尿石症にかかったことがありますので、今のところ第1候補に上がっています。
次は、「アニコム損保」のペット保険について深掘りしたいと思います。
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